すたのピンコロ日記

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沖縄離島廻り  竹富島

竹富村の民家
手つかずの自然が残る竹富島。
サンゴが敷きつめられた道に黒い石垣、赤い屋根。
昔ながらの民家が数多くあり、沖縄の原風景に出会える。

サンゴが敷きつめられた道
水はけや美しさを維持するために、年に2度、
道や庭にしきつめる。
竹富12

黒い石垣
サンゴが堆積してできた岩・琉球石灰岩。
積み方は野面積みといい、外側と内側と両側に
大きな石を積み上げて、大きな石と石の間に
小さい石を詰め込んでいく。
小さいのが入るとせめぎ合い、引っ掛かり合って
セメントを使わなくても大丈夫なのだという。
竹富15
瞬間風速70メートルの風にも耐えられる。
石垣を抜けていく間に無風になるという。
また屋根自体が低い勾配になっているから強い風は
壁に当たらずに屋根から空に抜けるようになっている。
石垣は強烈な風を弱める、そして高さは、
風が家の壁を直撃しないよう絶妙な高さになっている。
竹富17

赤い屋根
竹富島22
赤瓦が白いもので囲われている
白と赤のコントラストが美しい屋根。
白いのは漆喰、強烈な台風に襲われる沖縄では
瓦が風で飛ばされないよう漆喰で留められている。
漆喰は雨や日差しで風化し、白から灰色へと変化する。
漆喰と赤瓦は共に年月を重ねながら
味わい深い表情になっていく。
竹富18

さらに赤瓦の屋根をより魅力的に見せるのがシーサー。
中国の風水思想にある魔除け。
よく見るとお茶目で可愛いものなどユニークでさまざま。
竹富13
シーサー4   シーサー3

沖縄の民家は中国と日本、
そして琉球の文化が混じった独特の形をしている。

石垣の門を入ると立ちはだかる壁は、「ヒンプン」という。
中国の風水の影響で、
魔物が家に入ってこないよう立てられている。
竹富8

「ヒンプン」を右に行くと、客が入る方向、
竹富7

左は家人が出入りする。
竹富10

特徴は玄関がないこと、広く取った開口部から自由に出入りする。

家屋の南側には壁がなく、南風をふんだんに取り込いれて、
広々とした庭や自然を感じることができる。
竹富19

母屋と別棟台所
かっては別棟は台所だったが、今は母屋に台所があるようだ。
竹富9

かって天水の溜めたり、井戸水を入れていたタンク
今は石垣市から送水を受けている。
竹富14


日本と中国との間に栄えた独自の文化。
そして厳しい自然条件がこの形を生み出した。
小さな木造平屋建てなのに激しい台風や
強烈な日差しに耐える強さがある。

島の美しい景観は、家と家族を守ろうとした
沖縄の人の知恵の結晶でもある。

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  1. 2017/08/06(日) 11:51:54|
  2.   旅  
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

沖縄の古民家

 詳細で明快な説明と写真。
写真の光景も美しいのは、保存に力を注いでいるからでしょう。
 地面にへばりつくように建つ家に、最初は驚きました。
本島と数百キロも離れているのに、建築様式は同じなのも驚きです。
 シーサーは元々屋根の上にあったのですが、戦後、鉄筋コンクリート造りになったため、門柱などに置くようになったようですね。
ヒンプンも遠からず民家から消えてしまうでしょうね。
  1. 2017/08/06(日) 17:10:30 |
  2. URL |
  3. noratan #m8YbUcX2
  4. [ 編集 ]

こんばんは

こんばんは。
民家も独特なデザインですよね。
事務所の隣の部屋に沖縄の出身者が住んでいます。
ドアの両側にシーサーの小さいのが飾ってあります。
  1. 2017/08/06(日) 20:41:18 |
  2. URL |
  3. 自転車親父 #ZnvuYEkc
  4. [ 編集 ]

Welcome (^∇^)ゞ

noratan
沖縄独特の建物は、自然に恵まれた環境、気候など
よく考えて造られているんですね~
住む人達が土地を愛し、生活を大切にしているのが
よく分かりました。
お訪ねいただいて嬉しいコメントを有難うございます。


自転車親父さん
歴史と生活が色濃く残っていて、素敵でした。
今回、初めて食べたのが、しーまーみどうふです。
容器毎、器に入れてお湯をつぎ、一分弱温めると
もっちりして美味しいんです・・最高~
友達にもと、沢山買って送ってもらったら
その中にシーサーが入っていました。
お訪ねいただいて嬉しいコメントを有難うございます。




  1. 2017/08/09(水) 11:35:58 |
  2. URL |
  3. すた #-
  4. [ 編集 ]

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